商品作りによく紹介される3C分析。
なんとなく「自社」「顧客」「他社」という視点から考えるのはわかるけれど、いまいち使いこなせない・・・
そんなお悩みありませんか?
なぜ3C分析が必要なの?
売れる商品は顧客が求めているモノです。
顧客や他者を考えずに、自分で提供できるからと言って商品を考え販売したら売れなかった・・・
こういう結末、意外と多いんです。
なので商品を考えるときは、必ず自分の提供できるモノ以外に、お客様が求めているモノなのか、競合はいるのか、市場はどうなのかと考える必要があります。
そこでよく使われるツールとして3C分析が挙げられます。
3C分析は順番が大事?
3C分析をするときに順番が紹介されるのですが、一般的には「顧客」「他社」を考えてから「自社」という方法です。
でもその考えだと似た商品ばかり市場に出てきてしまい、差別化が難しくなってきます。
そこで上記のやり方でうまくいかなかった場合、
①自社 ②顧客 ③他社
で考えてみましょう。
スマホで考えてみるといいかもしれません。
はじめから電話とネットが一緒になっているモノが欲しかったと顧客で考えていた人はいなかったはず。
スマホが登場して、顧客のニーズとマッチしたから今では8割以上の世帯が保有している状況。
なので分析は自社からして、あとから顧客・他社でもいいのです。
自社から考える場合、顧客のニーズと一致することが不可欠
自社から考えて、他にはできない、こんなことが提供できる!というものの先にお客様のニーズがあるか整理しましょう。
ここで言うお客様のニーズとは、表面の欲しいモノではなくて、モノについた価値やそれを得たときの感情のことです。
お客様のニーズも満たし、他社でやっていないものであれば必ず売れます。
また、売れない商品も視点を変えて販売戦略を変えただけでズバッと売り上げるモノもあります。
なので、一つの商品も見方はいろいろ。
日頃から顧客ニーズや市場などもアンテナ張って情報収集しておきましょう!